ぶどう

大分シャインマスカット
年々生産拡大しており、大分のシャインマスカットの栽培面積は、九州の栽培面積の40%を占め、国内でも出荷の時期が早い産地の一つです。
ぶどう栽培は、良い形の房を作り糖度をあげるために、小さいころから何度もはさみをいれて、半分以上の粒をおとします。袋をかけることで病気や虫をふせぎ、色づきもよくします。
シャインマスカットは日本で育種されたぶどうで、大分県では、平成20年から栽培されています。なんといっても、糖度が高く、香りも豊かでまるごと食べられる食感が大人気です。
シャインマスカットの特徴
シャインマスカットは糖度18度以上あり酸味も少なく巨峰にも負けない強い甘みが特徴です。
ぎゅっとしまった果肉にパリッとした歯ごたえで、口の中いっぱいに甘い果汁が広がります。皮の渋みが少ないため皮ごと食べられます。
シャインマスカットの歴史
マスカットの原産は北アフリカで、エジプトを中心に紀元前から栽培されていました。
日本には明治19年に岡山県に導入されました。しかし、雨が多い日本ではマスカットは育てにくく、あまり栽培されてきませんでした。
実はシャインマスカットは日本が発祥で、「安芸津21号」と「白南」を交配させた品種で、2006年に品種登録がされています。
シャインマスカットの選び方(見分け方)
収穫し時間の経過とともに軸が茶色く変色するため、軸が太く緑色のものがおすすめです。また、果皮の色が緑に近いものはマスカットの香りが強く、黄色に近いものは甘味が強いので、「香りを楽しみたい」「より甘いのが食べたい」など好みに合わせて選びましょう。
シャインマスカットの保存方法
軸を2~3mmほど残してキッチンばさみで房から実を切り離し、実を1粒ずつ流水でやさしく洗います。キッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取ったあとは密閉できる保存容器かフリーザーバッグに実が潰れないように入れて冷凍室で保存します。保存期間の目安は1か月ほどです。
シャインマスカットの栄養と効能(可食部100g中)
生:食物繊維(0.9g)、β₋カロテン(38ug)、カリウム(210mg)
注目成分
ポリフェノール
期待される効能
抗酸化作用、生活習慣病予防、美肌効果
旬
ハウス、露地物によって異なりますが、旬の時期はおおよそ8月〜10月頃
ピオーネ
ピオーネは大粒で甘い果汁と健康に良いポリフェノールがたっぷり。シャインマスカットはなんといっても、まるごと食べられる食感が大人気です。