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高糖度かんしょ(甘太くん)
高糖度かんしょ「甘太くん」
阿蘇山の噴火による火山灰土が広がる、臼杵市と豊後大野市の丘陵地帯を中心とした、かんしょ栽培に適した自然豊かな環境で生産されています。
大分県産べにはるかを特徴のある新たなかんしょブランドとするため、H17年に試験栽培をはじめ、栽培品種や生産技術などの検討を重ねて「甘太くん」はH20年に誕生しました。
JAおおいた「甘太くん部会」
平成28年に、JAおおいたがJAおおいた「甘太くん」部会を設立しました。現在、部会員は128名、134.5haで「甘太くん」を栽培しています。
みんなに愛される「甘太くん」は、どんなに産地が大きくなっても、初心を忘れず、産地と関係機関一体となったブランド力維持の取り組みをさらに強固に、さらにグローバルに、今後も進化を続けます。
「甘太くん」が出荷されるまで
「甘太くん」は、試験場で組織培養したウイルスフリー苗(ウイルスに感染していない苗)を親株にして増殖させた苗を植え付け、夏の間に太陽の強い日差しをたっぷりと浴び、光合成によって育ちます。
皮が傷つきやすいため、すきぼりしたあと手作業で掘り取り、一定時間天日干ししたのちコンテナに詰め、収穫後は各生産者の貯蔵庫やJAの貯蔵庫で40日以上保存します。出荷前には生産圃場ごとの糖度検査を実施し、基準をクリアしたもののみ出荷できます。
また、全農大分県本部が商標登録を取得しており、系統出荷したもののみ『甘太くん』として市場に出荷することができます。
べにはるかの特徴
形は中サイズの紡錘形で、皮は赤紫色で果肉は黄白色。きめ細やかくしっとりとした舌触りが特徴です。大分県では「甘太くん」というブランド名で流通しています。
甘太くんの保存方法
さつまいもは乾燥と低温を避けて保存するのがポイントで、冷蔵庫ではなく、新聞紙で包んで段ボールに入れ冷暗所で保存しましょう。
加熱すれば冷凍保存も可能で、ペースト状にして保存袋に入れて冷凍しておけば、お菓子作りにも利用できます。
甘太くんの選び方
皮がきれいな赤紫色で、全体に張りがあるものがおすすめです。
また、皮の表面に蜜が染み出しているものは糖度が高いといわれます。
べにはるかの栄養と効能(可食部100g中)
蒸し:カリウム(480mg) ビタミンC(29mg) 食物繊維総量(2.3g) 炭水化物(31.9g)
注目成分
セルロース
ヤラピン
アントシアニン(紫肉種)
期待される効能
便秘予防
風邪予防
高血圧予防
心筋梗塞予防
脳梗塞予防
動脈硬化予防
旬
甘太くんが多く出荷されるのは12月頃
甘太くん冷凍焼き芋
ひんやりしっとりしたなめらかな食感にびっくり!
大分県産のブランド高糖度かんしょ「甘太くん」をじっくり焼き上げた自慢の逸品です。