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ひととせ日記 ~1月編~

  • JAおおいた直売所 オアシス春夏秋冬(ひととせ)
  • 2025.01.08

白き餅(もちひ) われは呑み込む 愛染も
     私ならずと 今しおもはむ

どうもこんにちは、オアシス春夏秋冬です。新年になり数日たった今日この頃、御加減はいかがでしょうか。あけましておめでとうございます。今回は精神科医でありながら歌人でもあった斎藤茂吉の作品となります。意味としましては複数の解釈が見受けられたのですが「白い餅を私は吞み込んでおり、執着もなければ私ではないとたった今この瞬間も口にしている」という吞み込む瞬間には次の餅に手を伸ばす光景の浮かぶ解釈こそが、餅好きであったとされる斎藤茂吉には合うのではないかと思います。お正月の餅は雑煮と別に磯部餅でいただく筆者です。

さて新年をあけた今にピッタリなものが直売所に並びました。

そうです。春の七草です。セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロから構成され、一般的にはおかゆが有名ですが、地域によっては味噌汁にもするようです。 起源としてはおせちなど豪華なものを食べた内臓を労わるためや生命力のあふれる早春の野草を食べることによる長寿を願う「若菜摘み」に同じ1月7日に7種類の野菜を熱く煮た吸い物を食べて無病を祈る中国の風習「人日の節句」があわさって七草粥になったなどがあります。 新春は雪が本格的に降り始めるころ、風邪にかかりやすい季節はまだ続きますので七草粥を食べて栄養を付けましょう。

それでは今日はこの辺で。次回もどうぞよしなに

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