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直売所ブログ
ひととせ日記 ~11月下旬編~
- JAおおいた直売所 オアシス春夏秋冬(ひととせ)
- 2022.12.01
背のびして むらさき葡萄 採るやうに
冬の昴 盗みたし今
どうもこんにちは、オアシス春夏秋冬です。
今回の短歌は「孤高の歌人」と呼ばれていて、独特な美学や哲学に基づいた清新な歌風の作品を残し、昭和55年には現代歌人協会賞を受賞した築地正子の短歌です。
昴(すばる)の6つの星が集まって見えるさまをブドウにたとえもぎ取ってしまいたいという短歌です。昴(すばる)は和名で、おうし座のプレアデス星団のことを指しています。今の時期は真夜中に南中するので観測がしやすいです。見つけ方のコツとしましてはオリオン座を見つけて右斜め上方を見るとすぐに見つけられます。
そんなめっきり寒くなった夜、冬のダイヤモンドを見上げながら散歩する筆者です。
さて、葉物野菜が増えてきた春夏秋冬では、煮物におすすめな根菜が出始めました。
そうです、金時人参です。
一般的な人参である西洋人参よりもスリムな形で、鮮やかな色をしています。金時人参は『京人参』とも呼ばれ、東洋系の品種です。西洋人参に比べ、カロテンの含有量は少ないものの、リコピンの含有量は多く、身質が柔らかいわりに煮崩れしにくく甘みが強いのも特徴です。また、種まきから収穫までの時間が長いことと日本の気候上の問題で、旬を迎える冬場にしか収穫がされません。調理例としましては、色味を活かして生のままサラダに入れる、煮崩れしにくいところを活かして飾り切りをしてから煮物に使う、お正月の時に作る紅白なますに使うのもいいですね。皆さまも西洋人参のかわりに金時人参を使ってはみませんか。
12月からが本格的に寒くなるそうですので、星座観測の際は十分あったかくして観測をしてください。
それでは今日はこのへんで。それでは次回もどうぞよしなに