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直売所ブログ

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ひととせ日記 ~5月編~

  • JAおおいた直売所 オアシス春夏秋冬(ひととせ)
  • 2023.05.24

影ひたす 水さへ色ぞ 緑なる
    四方の梢の 同じ若葉に

どうもこんにちは、オアシス春夏秋冬です。今回の短歌は歌道における御子左家の支配的地位を確立させ、また宇都宮頼綱の依頼を受け小倉百人一首を撰んだことでも有名な藤原定家の歌です。歌の意味としましては、水に映る影さえ緑の色になるほど梢に若葉がたくさん芽吹いているという意味ですね。大きな池の周りで青々とした若葉が芽吹いている、そんな風景が思い浮かびます。
朝早く道を歩くと、緑が増えるとともに鳥のさえずりもかわってきたなと感じ、ブログの更新も久々だと感じる筆者です。

緑も増え、鳥のさえずりも「ホーホケキョ」から「けけし、けけし」とウグイスからヨシキリにかわる 直売所ではこんな野菜がではじめました。

そうです、ラッキョウです。ラッキョウはヒガンバナ科ネギ属で別名「オオニラ」や「サトニラ」ともよばれています。日本には平安時代ごろに中国から伝来し薬用として用いられていたそうです。野菜として広まったのは江戸時代ごろだと言われており、当時は漬物のみならず酢味噌につけたり煮物にしたりと幅広く使われていたそうです。現在では漬けものが主流で、オーソドックスな甘酢漬けをはじめとして醤油漬けや塩漬けなどもよくみかけますね。
また、昔は薬用とされていた通り栄養価も高く、血行促進や疲労回復なども見込め水溶性食物繊維が非常に多いという特徴もあります。そのことから畑の薬とも呼ばれているそうです。
直売所ではラッキョウ酢や漬けるための瓶なども販売しているので、是非皆さんも家でラッキョウを漬けてみてはいかがでしょうか。

それでは今日はこのへんで。次回もどうぞよしなに

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