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直売所ブログ
ひととせ日記 ~12月下旬編~
- JAおおいた直売所 オアシス春夏秋冬(ひととせ)
- 2023.01.04

初雪や 水仙の葉の たわむまで
どうもこんにちは、オアシス春夏秋冬です。
今回の俳句は『奥の細道』で有名な松尾芭蕉の俳句です。
待ちに待った初雪が降ってきた。その雪の重みに耐えかねて水仙の葉が折れているというみずみずしくその情景がすぐに思い浮かぶ句ですね。先日、中津市でも雪が降りましたが、こんなかわいいものではなかったなと思い返す筆者です。
そんな雪が降り始め、寒さも一層厳しくなった直売所はというと
これから迎える新年にぴったりな切り花が出てきました。


そうです。葉ボタンとナンテンですね。葉ボタンが正月に飾られる理由は、縁起の良い花として正月によく飾られた「牡丹」に花姿と旬の時期が近く、牡丹よりも丈夫で安価なことから人気が高まり普及したと考えられています。最近は背丈が低いミニ牡丹も多く広まっていますが、多年草として育てて枝を伸ばした「踊り葉ボタン」もあり、葉ボタンの楽しみ方が広がってきました。
ナンテンは鎮咳の生薬として利用されてきました。また「難を転じて福をなす」に通じることから昔から縁起のいい木として重宝されてきました。現在の日本でも「魔除け」や「火災除け」として家の鬼門の方に植える習俗が各地に残っていますが、これは江戸時代の習俗にならっているようです。 ナンテンは鎮咳の生薬のみならず、葉や根までも生薬になります。特に葉はお赤飯などに彩りや縁起物として添えることがありますが、葉には解毒効果や殺菌・防腐作用があることから取り入れられたとされています。縁起物をそろえてよい新年を迎えましょう。
もう年の瀬になってしまったと時間の流れが早いものだと感じますね。最近まで暑いと感じていた気さえしてます。
それでは今日はこのへんで。皆さまよいお年を。
令和5年もどうぞよしなに