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ひととせ日記 ~10月上旬編~

  • JAおおいた直売所 オアシス春夏秋冬(ひととせ)
  • 2022.10.05

秋の野に 咲きたる花を 指折り
かき数ふれば 七種の花

どうもこんにちは、オアシス春夏秋冬です。
急な温度変化で風邪をひいてしまいかねない今、いかがお過ごしでしょうか?
今回の和歌は奈良時代初期の貴族であり歌人でもある山上憶良の作品です。
この歌自体は万葉集にものっていて、また七種の花は萩、尾花、桔梗、撫子、女郎花、葛、藤袴のことを指しており、現在では秋の七草と呼ばれています。幼少のころ春の七草とともに母から教わり、春の七草同様に秋になったら食べるかなと考えていた記憶があります。
実際には春の七草は薬膳として、秋の七草は生薬としての側面が強いのも面白いですね。
秋の七草といわれてもどんな植物かよくわからなかった幼少のころを思い出す筆者です。

そんなところで最近のオアシス春夏秋冬では早生みかんや栗が売り場を広げているさなか、山国梨の品種が10月1日から変わりました。
今回の品種は『新高(にいたか)』です。新高の特徴は何といってもその重さと大きさです。平均の重さが450~500gでこれでも十分に重いですが、1Kgを超え直径も20㎝以上になる果実もあるみたいです。
味の方は酸味が少なく糖度も高くなりやすい傾向にあり、芳醇な香りと多汁でみずみずしいのが特徴です。梨の王様と呼ばれていることに納得のいく特徴ですね。
幸水、豊水と続いた山国梨。最後の品種である梨の王様『新高』ぜひ試してはいかがでしょうか?

秋の七草のひとつである葛の根を使った生薬「葛根」を用いた漢方薬である「葛根湯」は風邪の初期症状のほかにも肩こりや頭痛にも有効です。
もちろんかからないのが一番ですので、そのためにも栄養をしっかりとりましょう!

それでは今日はこのへんで。それでは次回もどうぞよしなに

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