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被覆肥料殻の流出防止について

  • 営農情報
  • 2025.05.01

組合員の皆さまへ

 近年の水稲用一発肥料の普及と併せ、使用される「プラスチック殻」が問題視されるようになりました。
 一発肥料は通常の肥料に尿素(チッソ肥料)を樹脂コーティングした被覆尿素を一部使用することで追肥を省力化する技術(商品)です。
 土中の被覆尿素の樹脂のわずかな隙間から水分が浸み込み、内部が飽和状態になった後で、尿素を含む成分が土中に溶け出すことにより徐々に肥料効果を発揮します。
 しかしながら、肥料成分である尿素が溶け出した後は、樹脂の殻のみが土中に残るため、翌年度の作付けの代掻き時等に浮上し、水尻(排水口)に泡状に集まることがあります。
 紫外線分解などにより時間経過で粉々になって崩れてしまいますが、この殻がマイクロプラスチックとされ、海中を浮遊し、魚介類に取り込まれ生物濃縮されるとの見方もあります。
 業界としても対策に動いておりますが、一発肥料にはプラスチック殻が使用されていることをご理解いただき、水田から流出させないよう、対策をお願いいたします。
 詳しくはチラシをご覧ください。

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