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シイタケ

肉厚でプリッとした食感が抜群のシイタケ。かめばかむほど口の中に豊かな香りが広がります。

数多くのほだ木を並べたほだ場

自然の恵みを利用した原木栽培

 全農大分県本部椎茸品評会で6年連続団体優勝を誇る日田事業部シイタケ部会。山で伐採したクヌギなどの木にシイタケの菌を植え付ける原木栽培を行っています。
 秋はクヌギなどを伐採し、水分を抜くために切った木を置いておきます。春先ごろに約1m10~20㎝の長さに木を切り、木に穴を空けて菌を植え付ける駒打ち作業を行います。菌を植え付けた木(ほだ木)は細いクヌギの枝葉をかけ、菌が蔓延するまで寝かせて置きます。次に生育しやすい林内(ほだ場)にほだ木を移動。直射日光が当たりにくく、やや湿度が高い場所に、ほだ木を立てて並び替え、生育を待ちます。木の伐採から収穫まで約2年の歳月が必要で、収穫後は同じほだ木で5年ほど収穫ができるようになります。

順調に生育するシイタケ

日田事業部シイタケ部会

 同部会では部会員約120人が主に春と秋に収穫し、生と乾シイタケを出荷。市場向けと日田市や大分市、別府市のマルショク・サンリブ内の直売所、日田市や福岡市の道の駅やスーパーなど計12カ所へ出荷します。高い気温になると害虫は活発に活動するため、ほだ木を涼しい場所に移動させるなど工夫し、農薬は使わず栽培。河津敏孝部会長(66)は「無農薬の安全・安心なシイタケをたくさん味わってほしい」と話していました。

一口メモ

 しょうゆや塩などシンプルな味付けにすると、ギュッと詰まったうまみをより深く楽しめます。

○選び方は?
  生シイタケはカサが開ききっておらず肉厚なもので、カサの裏側が白く、薄い膜のようなものが残っているものを選ぶとよいといわれています。

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