ストック
フリルのようなやわらかい花びらが上品な優しい香りの春の花ストック

大分のストックについて
くにさき花き部会ストック専門部会では、11名の部会員が約2haのハウスでストックを栽培しています。品種はアイアンホワイトをメインにアイアンピンクなどを栽培し、関西市場を中心に4月ごろまで出荷が続きます。
【主な生産地】
国東市
ストックの楽しみ方
ストックは切り花にしても花もちが良く、お手入れ次第で2週間ほど楽しめます。2~3日に1度水替えを行い、涼しい場所に飾りましょう。元気がなくなってきたら、1cmほど切り口をカットしましょう。
ストックの種類
ピンク、サーモンピンク、白、クリームイエロー、紫系濃淡など、多くの色のバリエーションがあります。
●一重咲き
花びらが重ならない咲き方で、花がひらくと星形になるかわいらしい種類です。
●八重咲き
花びらが重なり合い、ボリューム感のある美しい咲き方です。
丁寧な栽培で高品質なストックの出荷に努める
柔らかな花弁で、冠婚葬祭など多様な場面で活躍するストック。南ヨーロッパ原産で日本には江戸時代に渡来したと言われています。
同専門部会では、8月下旬~9月初旬に播種。ストックは同じ品種の種子から、一重咲と八重咲の2種類が半々の割合で芽を出します。需要の高い八重咲を残すため、植物の色や形で判断する鑑別作業が一番根気と手間のかかる作業です。 収穫は12月から始まり、6~7輪の開花で根元から収穫。60㎝~70㎝まで、長さに応じて選別し、丁寧な栽培と高品質な出荷で市場からも高い評価を得ています。
部会では、ストックの収穫後に土壌を洗浄し、ヒマワリ、ユリなどを栽培。ニ期作で一年間の栽培を行っています。
