玉太り良く例年以上の仕上がり

　冬の季節の代表的な農作物で、鍋料理には欠かせない白菜。当ＪＡ管内では竹田、日田、中津事業部などで生産されています。
　県内最大の出荷量を誇る日田。日田事業部白菜部会は１９人が日田市山田原地区などを中心に約４２ｈａで栽培。８月中旬から種まき、９月後半に間引き、１０月末から出荷という工程で、１０月末から１月末にかけて出荷の最盛期を迎えます。大雨の影響もあまり無く、玉太りよく、例年以上の出来となりました。
　出荷は平成２５年１月末まで行われ、福岡・北九州を中心に約３，７００ｔの出荷量を予定しています。

丁寧に整えられたほ場に、たくさんの白菜が実った

安全・安心にこだわった栽培

　同部会は安全・安心にこだわった白菜を消費者へ提供するため、特に防除に力を入れています。生産者が協力しあい、日田市山田原地区などに無農薬の害虫捕獲機であるフェロモントラップを１２５箇所も設置します。実際に農薬を使う量がへっており今後も設置数を増やしていく予定です。
　また、酪農家の堆肥施用にも力を入れており、地力増進とコスト削減を目指して取り組んでいます。

一口メモ

○かんたんでおいしい白菜の塩コンブ漬け
【材　料】
　●白　菜・・・小１株（２ｋｇ程度）
　●塩コンブ・・・８０ｇ
　●すし酢（またはカボ酢やゆず酢）・・・適量
　●唐辛子・・・適量
【作り方】
１．白菜をひと口サイズに切ります。
２．白菜と塩コンブとすし酢（またはカボ酢やゆ
　　ず酢）と唐辛子を混ぜ合わせます。
３．タッパーなどに入れて一晩漬けると出来上が
　　りです。