水稲
頭を垂れる黄金色の稲穂
県内では22,890haを栽培
ずっしりと実った稲穂が垂れ下がり、黄金色の田が広がる秋。集落ごとに協力して刈り取りを行う姿が見かけられます。日本人に欠かせない、お米が育まれる風景です。
県内ではコシヒカリ、ひとめぼれ、つや姫、ヒノヒカリ、にこまるなどが22,890haで栽培されています。
日本人に欠かせない、ふっくらと炊きあがったお米
各地の気候に応じて栽培される
一口にお米と言っても、品種によって特性はさまざまです。当JAと大分県は、各品種の特性と地域の気候条件に合わせて推進。作付品種を分散することで、安定した収量と品を確保し、県産米のブランド確立を図っています。
粘りやつや、食味はどの品種も良いのですが、個々の強みは少しずつ異なります。保存性に優れたコシヒカリ。精米すると光沢が良く、一目ぼれするほど美しいことから名付けられたひとめぼれ。炊きあがりも冷めてからもおいしいヒノヒカリ。光沢が良く粘りの強いにこまる。食味・色・つやのバランスに優れたつや姫──など、たくさんの品種を食べくらべて、それぞれの味わいを楽しんでください。
一口メモ
○おいしいお米の炊き方
■すすぎや米とぎは短時間で。すすいで水を切った後、とぐのは2~3回。最後にもう一度すすぎ終えるまで、2分以内を目安にします。
■とぎ汁は完全に透明にならなくても大丈夫。とぎ過ぎると米のうま味が損なわれてしまいます。
■水切りは2分程度行いましょう。
■冷蔵庫に保存してある8~10度の水で1時間~1時間半給水させましょう。粒立ち良く炊き上がります。