キウイフルーツ
鮮やかなエメラルドグリーンに輝くキウイフルーツ。みずみずしい果肉は、爽やかで甘酸っぱい味わいです。

たわわに実ったキウイフルーツ(10月ごろ)
冬場は剪定と土づくりを念入りに
高品質のキウイフルーツを作るには、冬場は特に剪定作業と土づくりが大切です。12月下旬~2月の剪定では、太陽の光が当たるよう枝の方向を考え、丈夫な枝を残したまま、枝が重ならないように切ります。土づくりでは、剪定後の枝などを利用した炭や有機物の堆肥を使用。炭を入れることで、土が軟らかくなり、根の活性化につながります。
春の5月末~6月上旬には、生産者が白い雌の花に、雄の花粉を付ける人工授粉を行います。夏場は、かん水や整枝、摘果作業に努め、10月末から収穫を開始。収穫後、JAの施設で低温貯蔵し、11月下旬から出荷が始まり、3月末まで行う予定です。

国東産キウイフルーツ
東部キウイフルーツ部会(国東・杵築)
JAおおいた管内では、国東市、杵築市、臼杵市、日田市などでキウイフルーツを栽培しています。
大分県内で最大の出荷量を誇る東部キウイフルーツ部会では、昭和50年代のミカンの価格低下の影響によって、代替作物として栽培が盛んになりました。
現在、同部会は75名が約19haで生産。品質は市場からも高評価を得ています。

一口メモ
○キウイフルーツの食べごろは?
・実を軽くさわると、耳たぶくらいの
軟らかさが甘く熟したサイン。
○キウイフルーツの食べごろは?
・乾燥を防ぐため、密閉はせずにポリ
袋に入れて、常温で保存。
・硬い果実は、ポリ袋の中にリンゴか
バナナを一緒に入れると、早く追熟
できます。
・軟らかい果実は、冷蔵庫で2~3時
間冷やすとおいしく食べることがで
きます。