ストック
柔らかな花弁と凛とした立ち姿のストック
品種:アイアンホワイト
柔らかな花弁で、冠婚葬祭など多様な場面で活躍するストック。南ヨーロッパ原産で日本には江戸時代に渡来したと言われています。
JAおおいたでは東部事業部を中心に栽培されています。
丁寧な栽培で高品質なストックの出荷に努める
東部事業部くにさき花き部会ストック専門部会では現在6人の部会員が約1.5haのハウスでストックを栽培。品種は白い花弁の「アイアンホワイト」をメインに「アイアンピンク」など。大阪市場を中心に1シーズンでおよそ24万本を出荷します。
同専門部会では、8月下旬~9月初旬に播種。ストックは同じ品種の種子から、一重咲と八重咲の2種類が半々の割合で芽を出します。需要の高い八重咲を残すため、植物の色や形で判断する鑑別作業が一番根気と手間のかかる作業です。 収穫は12月から始まり、6~7輪の開花で根元から収穫。60㎝~70㎝まで、長さに応じて選別し、丁寧な栽培と高品質な出荷で市場からも高い評価を得ています。
部会では、ストックの収穫後に土壌を洗浄し、ヒマワリ、ユリなどを栽培。ニ期作で一年間の栽培を行っています。
次の収穫を待つハウス内