• 西部
• 2022.10.03

　9月21日に、日田柚子部会は地元の昭和学園高等学校の調理科の生徒達に「柚子こしょう作り体験」の授業を行いました。
　部会の石井一彦部会長は生徒たちに「日田柚子を使った柚子こしょう作りを体験してもらい、今後の調理に役立ててもらいたい」と話しました。
　授業は「日田柚子」について学ぶ座学とグループに分かれて「柚子こしょう」作りを体験してもらう実技の2部構成で行われ、座学は大分県西部振興局の薬師寺技師が講師役となり、日田柚子の活用方法と歴史、柚子を使った身近な商品の紹介や栽培から収穫に至るまでの過程を説明しました。
　実技は部会の佐藤洋子さんが日田女性部の「柚子こしょう作り」のレシピをもとに下ごしらえや調理手順を実演しながら説明しました。
　グループごとに分かれて調理をする生徒は、ほとんどが「柚子こしょう作り」が初めてで、「皮をむくのが硬くて大変だった」という声も聞かれたが、手慣れた包丁使いで難なくこなしている生徒もいました。
　授業終了後のアンケートでは、授業内容に非常に高い満足度を示しており、「柚子のことをたくさん知れたし楽しかった」「今後の調理に役立てたい」等の意見がありました。
　「柚子こしょう作り」に使用する「青柚子」は、今年は「裏年」になり昨年比で5割程度（約30トン）の出荷見込となり、9月から10月上旬までに出荷する予定です。