- 西部
- 2022.10.03
8月下旬に、日田梨選果場で輸出用にハウス栽培された品種「新高」の選果作業が始まりました。
選果場で21日に今年初めての輸出用の選果作業を行い、約20トンを台湾に向け輸出しました。
光センサーで選果した梨を1玉ずつ手作業で包装紙に包み、箱詰めするため、普段の選果作業より時間がかかります。
お盆は過ぎても残暑の残るなか、この日の選果作業は選果場従業員だけでなく、梨部会員、JA職員、全農おおいた、西部振興局、日田市職員も選果作業の応援に加わりました。
日田梨の輸出は2004年に始まり、今回出荷される「新高」は主に台湾の中秋節の贈答品として販売します。現地では「新高」の色、丸い大きな玉の形が縁起物とされており、人気を博しています。
今年の「日田梨」の出荷目標は、約2900トン。うち約130トンを輸出用に計画しています。輸出する「日田梨」はハウス栽培された新高に始まり、ベトナム向けに豊水、露地栽培した新高などの品種の梨は現地の商機に合わせて出荷します。