- 西部
- 2022.06.13
5月下旬に、日田天領西瓜部会は須ノ原選果場にて日田天領西瓜の旬入り宣言式を行いました。
日田天領西瓜部会は大分県で初のスイカの選果機を導入し、今年度から稼働を行います。従来はスイカを手でたたき、音で品質を確認していたが、選果機は内部品質センサーで糖度や密度を判定することが可能であることから、今後は安定した品質の提供とブランド確立に期待できます。
秋山大輔部会長は「天領西瓜はお客様が食べて美味しいと言っていただけるよう、手間暇をかけて品質にこだわった栽培をしている。今年も美味しく仕上がったので、多くの人にこの味を届けたい」と話しました。
また選果機の稼働に向け、同日に竣工式を行いました。
日田市で栽培されるスイカは昼夜の寒暖差が大きいことから甘いスイカを栽培するのに適しており、天領西瓜はコクのある濃い味とシャリシャリした食感が特徴で、糖度も12度以上を基準に出荷しています。
天領西瓜は今年約3万玉の出荷を見込んでおり、福岡県や大分県を中心に9月中旬まで販売を行います。