- 南部
- 2025.10.10
9月27日に、佐伯市宇目の宇目スポーツ公園で「うめ秋大祭」が開かれ、JA職員やOBが地域住民と共に伝統芸能の継承と地域おこしに取り組みました。
この祭りは、宇目に伝わる二つの秋の大祭を合同で開催しているもので、五穀豊穣や家内安全を願い、多くの人が訪れます。
当日は神輿や獅子舞、杖踊り、白熊、神楽などが一日中奉納されました。特に「千束楽(せんぞくらく)」は370年以上続く伝統芸能で、太鼓打ちが色鮮やかな「花」と呼ばれる飾りを背負い、道化役が舞って観客を楽しませる珍しい芸能として知られています。
祭りに参加した職員は「過疎化が進み担い手が減っているが、自分たちの世代で絶やすわけにはいかない。地域との絆を深め、祭りの魅力を多くの人に伝えたい」と語りました。
全国的に少子高齢化で祭りを支える若者が減少する中、地域の人々が力を合わせて伝統を守り続けています。




