- 南部
- 2024.08.14

8月1日に、佐伯市蒲江波当津地区では大分県内のトップを切って早期米の収穫が始まりました。
同地区は、大分県最南端で宮崎県との県境に位置し、温暖な気候。これまで普通期米は秋の収穫前に台風による大きな被害を受けてきたため、台風前に収穫しようと、60年程前から地域の特性を活かした早期コシヒカリの栽培に取り組んでいます。
今回稲刈りをした松田恵治さんは水田約61aでコシヒカリを栽培しています。
同地区の米の刈り取り作業は協同でコンバイン数台を駆使して行われます。
松田さんは「鳥獣被害に悩まされていたが、今年は対策を施し稲の管理も徹底した。今年は天気に恵まれ生育は良好で、平年並み以上の収穫が見込まれる」と話しました。
県南ではこれからお盆をピークに早期米の収穫時期を迎え、今回収穫された早期コシヒカリは県内スーパーで8月中旬から販売される予定です。