- 南部
- 2024.05.17
佐伯市の曽我部勇太さんのハウスの中では、黄色く色づいたハウスみかんがたわわに実っています。
佐伯市ファーマーズスクールを経て、2年間の育苗後、令和4年に加温を開始し今年は2年目の収穫を迎えました。
20aのハウスの中は、日差しが均等に当たるように綺麗に整備されています。
当初、ほ場は土壌改良が必要だったため、関係機関で組織し、同JA県南柑橘選果場の職員を中心とした「ハウスみかん就農支援プロジェクトチーム」が指導・支援してきました。
柑橘農家となるには未収益期間や技術習得の難しさがハードルとなり、全国的にも担い手が少なくなっています。
しかし、その一方では堅調な国産果実の需要があり、売り手市場とも言われています。
曽我部さんは「初めは樹を作るまで時間がかかったが、昨年8tを収穫した。今年も順調に育っていて10tの収穫を目指している」と話しました。
収穫は5月いっぱいまで続きます。