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永年の経験に評価

  • 南部
  • 2024.03.05

 2月15日に、南部エリアで永年ハウスミカン栽培をし、新規就農者の指導にも尽力頂いている津田親喜さんが、東京都霞が関で開催された全国果樹経営コンクール表彰式で、全国農業協同組合連合会経営管理委員会会長賞」を受賞しました。これは果樹に関する経営や技術、または地域、組織への貢献などを審査し表彰するものです。
 津田さんは、ハウスみかん(超早期栽培)と露地柑橘を加えた複合経営、機械化を取り入れた労力軽減による省力化、佐伯市ファーマーズスクールのコーチを担い新規就農者や若手などへの担い手育成に尽力したことなどが評価され今回表彰されました。
 受賞式には受賞した津田さんと、JAおおいた県南柑橘選果場の渡辺将伍さんが出席しました。
 津田さんは136aの畑で、ハウスみかん(超早期栽培)、温州みかん、中晩柑類(ぽんかん、不知火(デコ330)、セミノール(サンクイーン)の栽培をしています。
 津田さんの技術的特色は、ハウスみかんの超早期栽培、機械化を取り入れた労力軽減による省力化で、経営の特色は施設と露地の複合経営にあります。
 津田さんは「今回このような全国的表彰を受け大変嬉しく思う、長きにわたり柑橘栽培を続けてきたことが一つ報われた気がする。これ以降も大分県で表彰される柑橘農家が出てくることを願っている。特に若い生産者が現在頑張っているので一早く表彰される方が出てきて欲しいです」と受賞の喜びを語りました。

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