- 南部
- 2023.12.13
南部エリア(野津)では、大分県産ブランドの高糖度かんしょ「甘太くん」の出荷が始まっています。
甘太くんは、阿蘇の火山灰が広がる臼杵市・豊後大野市で主に栽培されています。
「甘太くん」は貯蔵させることで甘みを増し、糖度は普通の甘しょの1.5倍となります。糖度検査、品質チェックで合格したものだけが「甘太くん」の名称を与えられます。
貯蔵を終え選果場に搬入された大量の「甘太くん」は、まず屋外で20名程の選果場の作業員が手作業で一つ一つ、根っこの部分を切り取りコンテナに入れていきます。その後、専用の洗浄機で一つ一つ水洗いされ、ベルトで運ばれて乾燥機を通ります。
調製した甘太くんはサイズ別に分けられ、審査員より厳しくチェックされます。
令和5年産の臼杵地区の甘太くんの生産者は83戸、生産量は県下1位の年間2,100tを予定しており、出荷は4月まで続きます。