- 南部
- 2023.07.26

6月28日に、県南柑橘選果場はデコポン講習会を開き生産者22名が参加しました。
令和4年産の各品種の販売報告、今後の管理の研修を行い、園地に移動して不知火の夏季剪定の実演を行いました。
今年は全体的に表年が予想されるため、中晩柑類では小さい果実を作らない様、摘果作業を重点的に取り組みます。
園地実習で服部和幸係長は「通常柑橘の剪定は、2~3月に行うが、夏季剪定は6月下旬から7月中旬に行うため、長く太い夏芽を発芽させることができ、翌年その芽になる果実は大きくなりやすく品質向上に期待できる」と話しました。
参加者は「販売単価上位の方に近づくために、良い物を栽培していきたい」「研修で理解が深まったので夏季剪定を取り入れて行きたい」「今度、夏季剪定をするから園地を見に来て欲しい」と話しました。
4年産は年明けに、寒波被害に見舞われましたが、市場からの需要は多くありました。
デコ330については、生産者の中には、寒波対策として養生コンロ設置などを行い、寒波被害を食い止めたことで、前年並みの販売ができました。