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留学生の田植え体験

  • 南部
  • 2023.06.28

 南部エリアの佐伯市青山で、地域の若者たちと、海外からの留学生が「有機米」の田植えをしました。
 この取り組みは数年前からで、佐伯地域の安藤武生さん、安藤史樹さん親子が地域の若者たちと一緒に取り組んでいます。
 「水がきれいで自然豊かなこの地域で、より美味しいものを作りたい」との思いから始まりました。
 この日は、安藤さんご家族と交流のある、スリランカからの留学生3名も、日本文化を体験するために田植えをしました。
 今回の田植えでは約1ヘクタールの水田に、「ヒノヒカリ」と「にこまる」を植え、ヒノヒカリは、佐伯市の学校給食用となります。
 サンジーワさん(31歳)は「スリランカでは田植えは祭りです。田植えの時期になると、家族・親族数十人が集まり、都会で暮らす若者も帰って来ます。日本と違い、機械化が進んでいないため、全て手作業です。だから時間もかかり大変です。今は若者の後継者が少なく、田植えが大変だから農業を辞めて都会に出ていく人もいます。日本は機械があるから作業も早く凄く良いですね」と話しました。

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