- 南部
- 2023.06.05
5月24日JAおおいた南部エリア蒲江花き生産組合定期総会が、営農経済センターで開かれました。
総会では、令和4年度の事業報告並びに決算報告、令和5年度事業計画、予算案が承認されました。蒲江花き生産組合では、菊、ストック、ひまわり等の花きを栽培しています。
令和4年度は経費の増大、労力不足、不安定な相場などから品目転換や作付面積の縮小が進み出荷量も減少しました。
令和5年度は、地活性化を図り、生産管理システムの有効活用により有利販売を目指すなど魅力ある花き生産に取り組みます。
総会終了後の研修会では、花市場関係者4名による「現在のキク情勢と今後の動向について」と題して研修がありました。
コロナ禍で花きの販売状況は大きく変わっており、生産流通コストなどの高騰、冠婚葬祭やイベントの自粛など厳しい時期を経験しました。
その様ななか、市場ではサブスクへの取り組みが各地で人気が出てきており、花に興味を持ってもらう明るい話題として期待されています。
市場関係者は「今後は、運送の2024年問題に危機感を持っている。これからは市場も生産者と共に運送、出荷形態の変更などの問題解決策が必要となってくるかもしれないが協力して取組んでいきたい」と話しました。
変化の激しい時代だからこそ、これからはしっかり安定した生産が望まれます。まだまだ厳しい状況ではあるが、菊は、市場の全体的な相場に大きく影響する品目として、市場も大いに期待しています。