- 南部
- 2023.06.05

5月12日に、JAおおいた県南柑橘選果場は臼杵市役所でカボス講座を開きました。今回の講座は、新規にカボス栽培を始めたい人、カボス栽培の経験が少ない人を対象に12名が参加しました。
講座は、大分県中部振興局の五島遼太郎さん、JAおおいた県南柑橘選果場茨城彩加さんを講師として開かれました。
カボスは香酸柑橘の仲間で、酢みかんと呼ばれ香りが強く酸度が高い、また他の香酸柑橘に比べ糖度が高いのが特徴です。レモンやユズの糖度は6~7度ですが、カボスは8~9度ほどあります。
カボスは品種によって果皮の色や種の量が違います。果皮の色が濃いと長期貯蔵が可能になり、販売時期を調整することで販売単価が高くなるという特徴があります。
講座では、大分のカボスはなぜ売れるのかという問いに対して、JAグループでは、つぶらなカボスやカボスサイダー、他の企業ではスイーツや調味料などジュース以外の商品化を行うなど県下各方面でカボスの魅力を伝える加工品開発が活発であることを紹介しました。