- 北部
- 2021.06.21
大分県内一で九州有数のブドウ産地の大分県宇佐市安心院町で6月17日、令和3年産のデラウェアの初出荷式を開きました。
北部事業部と安心院ぶどう部会は、中山講一さんの園地で市場、行政、関係機関など30人を招きました。初収穫のデラウェアの糖度は24度と高く、関係者らは生産者の努力を称賛しました。
今年産は2~3月にかけて気温が高く生育が順調に進み、5月以降は日中と夜間の温格差の影響で、着色も良く糖度も同部会基準18度以上と十分な仕上がりです。デラウェアの栽培面積は、14㌶で8月上旬頃まで出荷を行い、54㌧の出荷を見込んでいます。
同部会の小野次信部会長は「安心院産のデラウェアは、県内市場を中心に九州管内の拠点市場に出荷する。甘く色づき年々評価と期待が高まっている。これを好機にピオーネ、シャインマスカットと勢いをつけていきたい」と初出荷を喜びました。