- 北部
- 2021.05.19
4月26日、安心院ぶどう部会は小野次信部会長の園地でシャインマスカットの栽培講習会を行いました。今回は、無核化処理や花穂整形・摘粒について講習会を行いました。
無核化処理とは、通常の種ありぶどうを特殊なホルモン液につけることによって種なしぶどうにする処理のことです。花穂整形・摘粒とは、いらない粒を落とし、房の形を整えるために行う作業です。時間がかかり、技術も必要になりますが、そうした手間をかけることで粒が大きく、見た目も良くなります。
小野次信部会長は「自分の園地を見て参考にして欲しい。技術を継承し、安心院ぶどうの品質向上に努めたい」と話しました。
通常、シャインマスカットの出荷時期は7月下旬~9月ごろですが、同部会長の園地は早期加温栽培を行っており、6月から東京や大阪などの市場へ出荷を行います。