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西の星賞2021 贈呈式/葛原/赤尾で西の星

  • 北部
  • 2021.04.19

 JAおおいたと宇佐市の三和酒類㈱は4月7日、葛原地区の元吉堅さんと赤尾地区の宮本康博さんのニシノホシ栽培圃場に特設会場を設け「iichiko西の星賞2021」贈呈式を開きました。
 同賞の企画にエントリーした63件の中から硬さ、均一さ、大きさ、精麦のしやすさ、製麹した麹の溶けやすさ―などの項目で優秀な麦に選ばれた2名の生産者の圃場名を冠した900mlの焼酎「西の星2021葛原」、「西の星2021赤尾」を賞状などとともに同社の下田雅彦代表取締役社長が「宇佐あっての麦焼酎、宇佐あっての三和酒類」と感謝し手渡しました。
 JAおおいたと三和酒類株式会社は、麦焼酎「西の星」の原料である大麦「ニシノホシ」の増産と普及のために、産地強化の協定を締結し2020年は約3000㌧の出荷をしています。
 ニシノホシノ栽培は2002年からはじまり栽培から20周年の節目とあって受賞者は喜びの声を挙げた。同社では、葛原を「華やかな香り、上品な甘みのある味わい」赤尾を「フルーティーな香り、豊かでなめらかな味わい」と香味を評価しています。

三和酒類社長(右)と家族で受賞を祝う元吉堅さん(右から2番目)

【葛原】/元吉堅さん/家族協力あっての受賞
元吉堅さんは2011年の栽培10年目の節目に続く2回目の受賞で、ニシノホシ栽培開始当時からの経験と、綿密に練られた排水対策と栽培管理が麦独特の香りと上質な甘みのニシノホシとなりました。
元吉さんは「家族の協力のおかげで受賞できた。麦の気持ちになって栽培努力と良い麦を作りたいと思う意欲が報われた。後輩の育成にも力を入れて地域活性化につなげていきたい」抱負をかたりました。

三和酒類社長(右3番目)と友人で受賞を祝う宮本康博さん(右から4番目)

【赤尾】/宮本康博さん/仲間の協力あっての受賞
宮本康博さんはニシノホシ栽培2年目での受賞で、同地域では栽培に不向きと言われる赤土粘土質の土壌での麦栽培を可能にするため、弾丸暗渠の排水施工を行い、仲間らに技術を学び、栽培量より質を高めた結果、香りと滑らかな味わいを持つニシノホシとなりました。
宮本さんは「友人や農業の恩師樋口秀次さんの指導のおかげで、ニシノホシ栽培2年目で選ばれた、とてもうれしい。今年産も質の高い麦づくりに励みたい」と仲間らに感謝しています。

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