- 北部
- 2024.12.19

12月8日に、大分県は食に携わる分野で学ぶ県内の専門学校・高等学校の学生約20名を招き、宇佐市特産黒大豆「クロダマル」の収穫体験と調理実習会を開きました。
「クロダマル」の生産工程や調理法を実際に体験し、農林漁業への理解促進や「えらぶ・つくる・ たべる」力を高めることを目的に今回が初めて開かれました。
足踏み脱穀機や唐箕(とうみ)の体験や黒大豆丸ごとのものと石臼でひいて粉にしたクロダマル茶の飲み比べを試飲した学生が「どちらも香りがよく甘みを感じられるが、比べると味が全く違う。家で家族に振舞ってあげたい」と話しました。
体験後には、同市コミュニティーセンターで宇佐市食生活改善推進協議会のメンバーが講師となり調理実習会を行いました。
受け入れた同市北馬城地区まちづくり協議会の久保繁樹会長や農事組合法人橋津営農組合の安部英之組合長らは「クロダマルの栽培環境や収穫・製品化・調理方法などを学んでもらえた。クロダマルの特徴を活かした商品開発のきっかけとなり、ブランド力が高まることを期待している」と話しました。