• 北部
• 2023.05.11

　４月17日に、三和酒類株式会社は「iichiko西の星賞2023」の表彰式を三和酒類株式会社で行いました。
　JAおおいた北部エリア管内で麦を生産する上市地区の農事組合法人アグリストあじむの衛藤正比児代表理事、荘地区の石川明彦さん（64）の２名が表彰されました。
　｢iichiko西の星賞」は焼酎適正大麦のニシノホシの認知と普及を目的に創設され、今年19回目を迎えました。この賞は応募された麦の品質検査の結果、上位４地区の麦を「西の星ビンテージ」候補として仕込み、4地区から最終的に、高評価を得た２地区にのみ贈られ、栽培地区の名前を冠した麦焼酎「西の星ビンテージ」として発売されます。
　今年の応募は84地区と過去最多でした。
　令和４年産の宇佐市のニシノホシの生産は収穫量4743トンと過去最高となり、宇佐市は全国でも10位以内に入る二条大麦の産地です。
　受賞した石川さんは「親の代からニシノホシ栽培を手伝っていましたが、続けてきたからこそ受賞できたと思います。先日孫が生まれたので、その子と一緒に20年後このお酒を飲みたいと思います」と話しました。