- 中部
- 2025.06.05

大分市西部に位置する田ノ浦地区で、特産のビワの出荷が始まりました。
2025年産の初出荷となった5月26日に、田ノ浦集荷所に約250パックが持ち込まれ、職員が1パックずつ病気や虫の被害がないか入念に検査し出荷業務を行いました。
6月上旬から「茂木」や「なつたより」といった品種の最盛期を迎え、下旬頃まで続きます。
大分市ビワ部会は部会員33名で栽培し、25年産は地元の市場を始め京都や大阪など関西方面へ販売数量20トンを計画しています。春先の低温で例年に比べ生育が遅れているが少しずつ数量が増え、これから2週間ぐらいが出荷の最盛期となります。
昨年オープンした「道の駅たのうらら」での取扱いを行い、地元の特産品として販売初日から売れ行きも好調です。
約270g(5~8玉入り)で500円(税込)前後で少しずつ数量を増やして販売していく予定です。
出荷を担当する営農指導員は「若干小玉傾向だが糖度も高く出来は最高。初夏を代表する果物のビワを多くの方に食べてもらいたい」と話しました。