- 中部
- 2025.03.11

2月26日に、大分市野菜花き振興会が主催する強日射・高温対策セミナーが開かれ、県や市、大分市内で野菜や花き類を栽培する生産者35名が受講しました。
講師には世界的規模で施設園芸にかかる設備設計等をコンサルティング活動する、株式会社デルフィージャパンの斉藤章さんを迎え、昨今の施設園芸にかかる強日射・高温対策としてヒートポンプや屋根散水、塗布剤を活用した園芸施設内の高温抑制方法を中心に紹介、ハウス内における性質などが解説されました。
斉藤講師は「遮光と換気、気化熱を組み合わせた方策をおこなうこと、作物のもつ能力を活かした対策をおこなうことが重要である」と話しました。
受講した職員は「今年の夏も猛暑が想定される。講習会で学んだ高温対策の戦略を各生産者に周知・指導し、夏場の収穫量確保と品質の良い青果物の出荷を心がけたい」と話しました。