- 中部
- 2024.10.25
野津原選果場で大分市野津原地区を代表する秋の味覚“豊の七瀬柿”の出荷が最盛期を迎えています。
同地区は古くからの渋柿産地で、“豊の七瀬柿”は七瀬川沿いの温暖な気候と豊かな自然に恵まれた大地で育つことから命名されました。
種の無い“刀根早生”を収穫し脱渋機に入れ渋抜きを約3日行い、高い糖度と果肉の柔らかさが特徴の“豊の七瀬柿”になります。
現在、柿部会の9名が同地区の福宗柿団地約5haで栽培を行い、昨年は80t収穫されています。
中部営農経済センター営農部園芸課の生野弘充営農指導員は「今年は猛暑の影響で収穫量は減少傾向。柿はミカンよりもビタミンCの含有量が多く栄養豊富。そろそろ夏の疲れが身体や肌に出てくる頃のためぜひ旬の豊の七瀬柿を味わって健康管理に努めて欲しい」と話しました。