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いちご花芽検鏡

  • 中部
  • 2024.10.02

 9月上旬から大分市いちご部会は2024年産いちごの定植時期を確認するため滝尾選果場で花芽検鏡を始めました。
 部会員17名を対象に、毎年10月中旬頃まで大分県中部振興局やJAの関係者が約100点を検査します。
 花芽検鏡とは顕微鏡を使っていちごの苗の葉を一枚ずつめくりながら花芽が形成されているかを調べることで、定植時期や出蕾、開花や収穫の時期などを予想する重要な作業となります。
 24年産は記録的な猛暑で高温が続き苗の生育にばらつきがあるため、例年より検鏡の回数を増やし今後の作業の対応を検討しています。
 菊池高雄営農指導員は「夏場の高温による生育への影響が懸念されていたが、部会員の適切な栽培管理により、病害虫の発生も少なく生育はおおむね順調。これから例年通りの定植、出荷ができそうだ」と話しました。

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