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大分市産柚子ごしょう作り始まる

  • 中部
  • 2024.09.25

 9月11日に、中部エリアのゆず部会は今シーズンの柚子ごしょう作りが始まり、約500㎏の青ゆずが持ち込まれ部会員8名が一玉ずつ皮をむく作業を行いました。
 青ゆずは主に大分市の吉野、竹中、坂ノ市、東稙田地区で栽培され、柚子ごしょうとして使われるのは8月~9月の期間に収穫されたものです。
 同部会の柚子ごしょうは部会員が自ら栽培したゆずとトウガラシを使って作業を行います。
 その年の天候などで辛味や食味が微妙に変わることから、長年の栽培の経験をもとに辛さと塩加減の配合を絶妙のバランスで調整します。
 同部会の岡部一六部会長は「一玉一玉手作業で皮むきをして、柚子ごしょう作りは完成するまで手間がかかる。とても大変な作業だが重要な工程なので手を抜けない。その分たくさんの人に食べてもらいたい」と話しました。
 皮むきされたゆずは塩と混ぜ合わせたあと1月頃まで寝かされ、青トウガラシと混ぜ合わせ約半年熟成された後、ビン詰めして完成です。
 柚子ごしょうは主に直売所の花野果で購入ができます。

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