- 中部
- 2024.06.10
県内一のびわ産地である大分市田ノ浦でびわの出荷が最盛期を迎え、田ノ浦集荷所には生産者が収穫したびわが集められています。
大きさごとにパック詰めされたびわを職員が着色や傷の程度、形状などを重点的に1パックずつ検査していきます。
同集荷所では、日量約4,000パック(1パック270g入り)を取り扱います。
びわ部会では「長崎早生」や「なつたより」、「茂木」、「田中」といった4品種が出荷され6月下旬頃まで続きます。
暖冬で生育が前進していたが春先の低温や降雨で平年並みに落ち着いているといいます。
上原郁部会長は「生産資材の高騰や天候不順による生育不良など心配事も多いが今年も出荷を迎えることができた。多くの方に田ノ浦びわを食べてもらい初夏を感じてもらいたい」と話しました。
地元の市場を始め京都、大阪の市場からの評価も高く、例年並みの約15tの出荷量を目標にしています。