- 中部
- 2023.09.29
中部エリアでイチジク「ホウライシ」の出荷が最盛期を迎えています。1パック350g入りで日量約600パックを取扱います。例年並みの約4トンの出荷量を目標にしています。
辺りが薄暗い早朝、生産者がパック詰めしたイチジクを田ノ浦集荷所に持ち込み、職員が腐敗果や裂果などの障害果を見逃さないように着色や傷の程度、形状などを重点的に1パックずつ検査します。その日に収穫したものを新鮮なうちに当日の市場の競りに間に合わせるため、早朝に出荷を行います。別府湾の潮風と陽当たりの良い立地を生かして栽培されるイチジクは市場の評価も高いです。
阿南智浩営農指導員は「例年この時期は、秋台風や秋雨前線の影響を受け糖度や品質が低下する事があるが、今年は天候に恵まれて非常に品質が良い」と話しました。出荷は10月下旬頃まで続き、地元の市場を中心に出荷します。