- 中部
- 2023.06.28
中部エリアビワ部会では大分市田ノ浦地区特産のビワの出荷が最盛期を迎えています。
ビワの出荷は6月下旬頃まで続き、田ノ浦びわ集荷所には生産者がパック詰めしたビワを持ち込み、職員が色や傷の出荷検査を1パックずつ行っています。
2023年産は1月の寒波により例年より数量が減っています。
ビワの幼果は花やつぼみよりも寒さに弱く、氷点下4度以下に3時間さらされただけで枯死するといいます。寒波を免れた果実は春先の天候に恵まれ品質は良い仕上がりです。
阿南智浩職員は「別府湾の潮風と陽当たりに恵まれた土地で田ノ浦ビワは特に紅色が濃い。ジューシーで爽やかな甘さが特徴で初夏を代表する果物のビワをたくさんの人に食べてもらいたい」と話しました。出荷量は例年よりやや少ない約15tの販売を目指します。