- 豊肥
- 2021.09.14

竹田市久住町にある農事組合法人ふるさと白丹では、ワレモコウの出荷が最盛期を迎えています。
女性構成員が中心となって作業にあたり、1本ずつ丁寧に選別されたワレモコウはJAを通じて関西や関東の市場へ出荷されます。
盆明けから出荷が始まり、今年は目立った病害虫の被害もなく平年通りの出荷量を見込んでいます。
近年は労働力確保が容易でなく、安定した収益確保が集落営農組織の課題となっており、状況を打破するため、同法人では水稲中心の経営からの転換を目指す取り組みのほか、地元の花屋と連携し販路拡大に取組むなど精力的に活動しています。
同法人の須藤武組合長は「法人を取巻く環境は非常に厳しい。花卉・果樹・野菜など多角経営に挑戦し一歩ずつ前進していきたい」と経営発展の意気込みを話しました。