• 豊肥
• 2019.09.19

　豊後大野市畜産共進会が8月30日、豊後豊肥家畜市場で開かれました。
　若雌の部１区から4区に49頭が出場、黒毛和種の美を競いました。
　審査の結果、安藤直樹さん（朝地町）出品の「はつひさ2」号がグランドチャンピオンに、吉良佑太さん（緒方町）出品の「ひみこ」号が体上線の強さなどが優れていると評価され部位賞に輝きました。
　後藤国博さん（緒方町）出品の「こすもす7」号など最優秀賞になった７頭が、10月26日に別府市で開かれる第80回大分県畜産共進会に豊後大野市の代表牛として出品されます。
　受賞者を代表して、安藤直樹さんは「子牛価格は高値を維持しているが、畜産農家の高齢化による母牛の減少や後継者不足など、畜産を取り巻く情勢は厳しい状況にある。私たち畜産農家は歴史ある豊後牛の灯を消すことなく、安全・安心な畜産物の生産に取り組んできた。今後も、更に『おおいた和牛』のブランド化を目指して取り組んでいく。来る。県共進会では上位入賞を果たしたい」と意気込みを語りました。

第80回大分県畜産共進会出品牛は次の通り
第1区
　「こすもす7」号　 　緒方町　　後藤国博
第2区
　「ありさ」号　　　　朝地町　　工藤良一
　「さくらこ」号　　　朝地町　　三宮博徳
第3区
　「ひみこ」号　　　　緒方町　　吉良佑太
　「ゆりえ」号　　　　朝地町　　板倉　照
第4区
　「りりこ」号　　　　朝地町　　佐藤政志
第5区
　「はつひさ2」号　 　朝地町　　安藤直樹