- 豊肥
- 2025.03.12

3月5日に、竹田市かぼす生産出荷組合は豊後大野市緒方町にある三代久夫さんの園地でかぼすの剪定講習会を開き、豊肥振興局とJAおおいた、部員ら21名が参加しました。
かぼすの整枝方法や肥培管理、病害虫防除について確認した後、かぼすの剪定の実演講習を行いました。
講師を務めた同組合生産流通アドバイザーの和田久光さんは「剪定の目的は作業効率と青果秀品率を上げること。先ずは木の状態をしっかりと把握し、来年・再来年の収穫を見据えて樹形を整えることが大切」と話しました。
参加した組合員らは剪定の様子を眺めながら「高い位置の枝はどう切れば良いか?」「鹿に葉を食べられてしまった枝は剪定した方が良いか?」など質問し、剪定する枝の見分け方や剪定時期、剪定後の手入れの仕方などを学びました。
同組合の飛賀洋一組合長は「昨年は近年稀にみる不作で、出荷・販売共に苦労した。最近は原料用に出荷する生産者が増えているが、良いかぼすを作り青果出荷が出来るよう今日の講習会でしっかりと学んで欲しい」と話しました。