• 東部
• 2021.12.23

　杵築市は11月30日に、杵築市農地保全センターで杵築市ファーマーズスクールの入校式を開き、1名が入校しました。
　入校した佐藤康彦さんは、令和3年11月から2年間、就農コーチのもとで柑橘栽培を学びます。
　杵築市の農林水産課、矢守丈俊課長は「技術習得や人脈作りに取り組んで、２年後の就農を目指してもらいたい。更に県内産地を担う農業者となってほしい」と挨拶しました。
　佐藤さんの就農コーチを務める杵築地域柑橘研究会の木村房雄会長が「杵築の柑橘は遊休施設の継承により振興している。次代を担う新規就農者の負担の少ない形で面積を維持し、地域の農業を繋げていきたい。佐藤さんには、作物をよく観察して、作物と対話できるようになって欲しい」と祝辞を述べました。
　佐藤さんは「就農コーチのもとで、技術、知識をつけて一人前になりたい。いずれは大分で一番おいしいと言われるミカンを作りたい」と決意表明をしました。