• 東部
• 2019.10.25

　JA共済連が早稲田大学に提供する寄附講座「農からの地域連携」を受講するグループの1つ、「農協班」の学生らが21日、国東市内で「穫って！喋って！地元の農業大発見！with国東中学校」と題したイベントを開催し、中学生や関係者ら合わせておよそ100名が参加しました。
　同イベントは、農業体験を通じて、地元国東の良さを発見･再発見することや、将来の職業の1つとして農業という選択肢を考えるきっかけに繋がることなどを目的に開かれ、イベントでは甘藷や小ネギの収穫体験を実施しました。
　楽しい体験にしてもらう為、一番重い甘藷を収穫した人と小ネギを100gに一番近い量収穫できた人をチャンピオンとして表彰し、甘藷と小ネギを進呈しました。
　栄養士の先生から野菜の栄養についての話を聞き、地元の子育てボランティアの人達が作ったネギ焼きや石垣餅などを皆で食べたり、蒸した紅はるかと甘太くんの食べ比べも行い作物や栄養について知識を深めました。
　地域の人達と協力しながら学生ならではの視点で地域の貢献に繋がる活動を行なうという趣旨のもと開かれた同講座。イベントを主催した農協班の学生らは「自分達も何気なく食している物に対して考え方が変わった」と話しました。
「農協班」の他にも複数班があり、26日には「オリーブ班」の主催するオリーブツアーも予定されています。