- 東部
- 2025.08.08
7月30日に、東部営農経済センター農畜産課は「なつほのか現地研修会」を開きました。会場は国東市国見町と杵築市山香町の2カ所に設けられ、午前・午後の二部制で実施し、生産者33名、県・市・町の担当者9名、JA職員や関係機関8名が参加しました。
午前の研修では、国見町の農事組合法人「竹田津干拓」ほ場を訪問し、午後は山香町の農事組合法人「こめ・こめ・くらぶ」のほ場を視察しました。現地研修では、県東部振興局の担当者が講師を務め、稲の葉色観察や病害虫発生時の稲の変化、肥料の効き具合(過剰・不足)などについて解説が行われました。
また座学では、2024年産の等級や格付比率、被害状況を振り返りながら、2025年産に向けた課題と対策を確認しました。特に、日頃からほ場をよく観察し、病害虫の早期発見に努めることの重要性が強調されました。
さらに、今年は梅雨明けが早く高温・少雨の状況が続いていることから、高温対策としての適切な水管理(中干し・間断潅水)の必要性についても説明がありました。参加者たちは、厳しい気象条件下でも良質な米づくりを目指し、講師の話に熱心に耳を傾けていました。




