- 東部
- 2024.03.25
2月21日と22日に、東部営農経済センター管内の山香町花卉生産組合ラナンキュラス部会は、2024年産用の苗と球根（更新分）の確保と、新品種導入のため宮崎県綾町にある㈲綾園芸を訪問しました。訪問は2013年から継続的に行っており、今回は部会員4名と市場関係者、全農、JA担当者ら7名が参加しました。
㈲綾園芸は、ラナンキュラスの普通種とラックスシリーズの育種、種苗生産を先駆的に行っており、主に花き市場、種苗会社、生産農家へ販売しています。
参加者は「ラックスシリーズの栽培を同社から提案してもらったことがきっかけで、ラナンキュラスの生産者を増やすことができた。今後も情報交換を行い、安定的な供給を目指したい」と話し、今後の生産において貴重な視察研修となりました。
現在、部会は生産戸数3戸、作付面積は34a、栽培品種はアリアドネ、グレーシス、ジュピターほか合計27品種です。近年、交流サイト（SNS）などで人気を集め、春を彩る花として注目を集めているラナンキュラス。産地間競争も激しくなっており、部会では栽培面積の拡大と後継者の育成にも力を注いでいます。