• 東部
• 2024.02.19

　2月1日に、東部エリア花き協議会はJA東部営農経済センター国東事務所で主要取引市場と花き懇談会を開きました。協議会の会員38名と㈱なにわ花いちばの担当者5名、県・全農・JA担当者10名が参加しました。
　懇談会は例年実施していた先進地研修の代わりとして協議会役員の要望を取り入れ計画しました。3月の需要期に向けた販売対策、令和6年度の作付面積の確認や販売方針などの協議・検討を目的として初めて開きました。
　協議会の松田司会長は「今日はぜひ積極的な意見交換を行い、生産者の所得向上を目指していい会にしてほしい」とあいさつしました。
　㈱なにわ花いちばの桑島英之課長は「高齢化や経費高騰などの影響で生産量の維持が全国的な課題になっている。また、感染症流行による生活スタイルの変化で、需要シーンにも変化が起こっている」と具体例を挙げながら花き情勢報告を述べました。
　その後の品目ごとに分かれたグループ協議では作型・品種、規格などに関するさまざまな協議、また産地に対する市場からの要望などを意見交換し、今後の産地振興や販売に繋げる場としてとても有意義な会となりました。
　また、翌日に市場担当者たちは管内生産地に出向き、現地でも生産者と協議、確認を行いました。