- 東部
- 2023.03.16
3月1日に、山香町花卉生産組合ラナンキュラス部会は県外視察研修として宮崎県綾町にある㈲綾園芸を訪問しました。
部会員4名と市場関係者、全農、JA担当者ら3名が参加しました。
㈲綾園芸はラナンキュラスの普通種及びラックスシリーズの育種、種苗生産を先駆的に行っており、主に花き市場、種苗会社、生産農家へ販売しています。
本研修は令和5年産用の苗及び球根(更新分)の確保と、新品種導入を目的として企画。参加した部会員らは「近年ラックスシリーズの生産が全国的に増加傾向にあるため、苗及び球根の確保が課題である。また、新品種導入も積極的に検討する」と話し、今後の生産において貴重な視察研修となりました。
現在部会は生産戸数3戸、作付面積は27.7a。栽培品種はアリアドネ、ティーバ、ニノス他22品種で、大分県内ではまだ生産者が少ないラナンキュラスだが、近年SNS等メディアでも注目を集めており、産地間競争も激しくなっています。部会では栽培面積の拡大と後継者の育成にも力を注ぎます。