- 東部
- 2023.03.10
東部エリア管内で食用菜花がシーズンを迎えています。
山香町の小物野菜生産部会は現在26名が300a栽培。部会長である阿部武利さんは、冬春の主力品目ともいえる菜花の最盛期を控え、作業に勤しんでいます。
今年は雪の影響が大きく、収量は前年より減収でしたが、気温の冷えの効果で味は良好。菜花は少しでも蕾が開花してしまうと商品価値が下がってしまうので、阿部さんは厳しい目で蕾の具合をチェックして出荷作業に取り組みます。また、シーズン中に安定した出荷ができるよう、早晩生を考慮した品種構成を提案し、部会員で平準出荷することを心がけています。
関西や中国地方の市場への出荷が主となっており、3月3日のひな祭りの前頃にピークを迎え、4月上旬ごろまで出荷は続く予定です。
阿部さんは「生産者は安定出荷できるように栽培管理に努めるので、JAには産地PRや有利販売に努めてほしい」と話し、引き続きJAと部会が一丸となって生産に励みます。