• 東部
• 2023.02.24

　2月13日に、東部営農経済センターは杵築事業所で杵築いちごパッケージセンター開所式を執り行いました。生産者や県、市、JA担当者ら約20名が出席しました。
　生産者にとってパック詰めや出荷作業は年間を通した作業時間の約4分の１を占め生産者への負担が大きく、さらに杵築市ではいちご学校の運営効果で産地の世代交代が順調に進み、特に若い生産者から作業を外注するシステムとしてパッケージセンターの設置を望む声が多く出ていたことから開設されました。
　ベリーツ（いちご）は県の令和４年度短期集中県域支援品目生産拡大推進事業の対象品目で、開設には県の補助事業を活用。また、杵築市からも特産品でもあるいちごに対し更なる地域振興と生産者負担軽減に賛同をもらい助成措置が行われました。
　設置により生産者は負担が軽減し、労働環境が大きく改善し栽培管理に集中することで規模拡大や生産品質の向上が期待されます。
　杵築いちご研究会の藤原勝美会長は式で「多くの人に利用して欲しい。負担が減ることでこれからに希望がもてる」と意欲を述べました。
　今後もJAは杵築市をいちご産地として維持拡大していけるよう、関係機関と連携して産地づくりに励みます。